supreme Tribal camouflage jet cap
¥13,000
SOLD OUT
ちょっと前のシュプリームのカモ柄キャップもあればあります。
今必要な人もいるかなと思いピックしました!
シュプリームと、言えば最近公開されたティモシー・シャラメ主演の「マーティ・シュプリーム」について。
公開初日に見に行って、今日までずっと考えていたことがあった。画面を奔走するマーティ・マウザーを見ていると、「苦役列車」で芥川賞を受賞した西村賢太先生のことを思い出しました。生涯を私(わたくし)小説にささげ、どれを読んでもとにかく面白い小説を書き続けた。もっともマイフェイバリットな作家の1人で、その影響は、私の心の中のいる北町貫太(作中の登場人物)が、日々のあらゆることにキレ散らかすほど。
旧友にあっては金をせびり、アルバイト先の飲み会で泥酔しては罵詈雑言。お世話になった店主には恩を仇で返し、ひどく潔癖かと思えば自分にはとことん甘く、惰眠を貪る。人よりも少し文書が書けるだけで、何も成し遂げられないが、根が人一倍自信過剰にできているためプライドだけは高い。別れ話をしているファミレスで、ハンバーグがあんまり美味しくないと、最後に彼女と小さく笑う。彼はロマンチストで寂しがりやの巨漢。そんな北町貫太とマーティ・マウザー、ひいては西村賢太とティモシー・シャラメの面影を私は重ねずにはいられないのです。
最高に最低な青春は、人間の暗い部分を否が応にも明るく照し出すしかなく、真面目に不真面目であればあるほど、痛ましくて情けなくて愛らしくてイライラして愉快だ。なにより疲れを知らず、よく飯を食う。
「マーティ・シュプリーム」を見てピンときた方は、西村賢太先生の「どうで死ぬ身の一踊り」をおすすめするし、サフディ監督の前作「アンカット・ジェムズ (邦題: アンカット・ダイヤモンド)」を見たらいいと思う。
誰かが言った"最低"という言葉に、ほんとうの"最高"は宿るし、奇しくもそれはスケートブランドのsupremeの精神性にも通じていると思います。なぜタイトルにシュプリームを冠するのか、もっと考えなければいけない。
最低な状況を最高!とうたうこと、それは現実逃避ではなく、どうにもうまくいかないこの生活の讃歌、もしくはチンコ ンカ。電気自動車のバックの音が、目を瞑ると讃美歌のように聞こえることがあります。
それが何を意味するか、ほんとうに最高なことは過ぎ去ってみなければ分からないと、デンジとポチタが教えてくれたように、今、それを、知ることはできない。
コンディション: それなり
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レビュー
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